整理の奥深さ

遺品整理や生前整理と聞くと、ご自宅を整理するだけでしょ?と簡単に捉えられがちですが、整理と言ってもとても奥深く、ひと家族ひと家族、1人1人置かれている環境や状況によって整理の仕方というものが大きく変わってきます。

時には孤独死という形で最期を迎えられた方の整理に入ることもあります。
それこそ、故人が訪問介護を受けていたのか?ご自宅にあるベッドや車椅子はレンタルの介護用品ではないか?返却先は何処なのか?
相続をされる方は本当に居ないのか?

など、故人の暮らしていた背景までを想像し、考え、段取りを踏んで作業をしなければなりません。

ですが、目の前の家財品を整理するだけに注視しレンタルの介護用品までも処分する会社が実際にありますし、もちろん、整理前の段階でご依頼者様としっかり打ち合わせを行わないとそういったトラブルにもなりかねません。

レンタル介護用品を勝手に処分するとトラブルにもなりますし、整理をご依頼した方へ介護用品をお借りていた会社から請求が来たりと、そういったトラブルを避ける為にも今一度、『寄り添う』とは何か?どこまでを視野に入れ整理をしてくださる会社さん(人)なのかを見つめ直し、自分の家族の様に整理をしてくださる会社さん選びをしていただきたいと思います。

遺品整理はまさに【思い隈 おもいぐま】だと思うのです。
深い考えを持ち、相手の立場を考え、心を行き届かせ、相手への思いやりをもつ。
そうでないと、続かないし、続けていけないと思うんですね。
【思い隈】そんな想いを人一倍強く持ち皆様に寄り添いながら前へ進み続けたいと思っております。

今一度、整理の際は見落としのないようご注意ください。